①世界観の再構築その1(量子力学的世界観への書き換え)

目次

私とは何でしょう?

アラームで目が覚めて時計をみる。

「あと5分寝たいなぁ」と思いつつも寝過ごすわけにはいかないので、寝起きのぼんやりした状態から無理矢理意識を覚醒させ今日のスケジュールを確認。

「お弁当は何を作るんだっけ?子供の今日の持ち物は?私の今日のシフトは?主人のは?お天気どうかしら・・・」

などなどと、やるべき事に、気をつけなくてはいけない事に意識を集中させる。

起きてからはバタバタと動き回り時間通りに家族を送り出す事が朝のミッションとなっている。お弁当をつくりながら、朝ごはんを用意し、なかなか起きない子供達のお尻を叩き、それから仕事に向かう方もいれば、洗濯物に取り組んだり買い物に出かけたり、家事をこなす方もいるでしょう。

お母さんの1日は、やるべき事がたくさんあります。そこでは母という役割を演じる私がいます。

でも私はその母の役割を演じているそれだけの存在ではないはずです。ご自分のお名前がありますよね。私の場合はMidoriです。Midoriである部分が私の中にはあります。これが一番大切にしたい本当の私です。

では私とは一体何でしょうか? 日本人であり、女性であり、人間です。

では人間とは一体何でできているでしょうか??

まず思いつくのは「心と身体」ですね。私達は目に見える身体、肉体を持っています。まずはその身体について見ていきましょう。

身体とは何でしょう?

私達の身体は250~300種類、約60兆個にもおよぶ細胞からできていると言われています。その細胞はタンパク質(アミノ酸)や脂質、糖質、デオキシリボ核酸(DNA) などの分子から成り立っています

ではその分子とは何でできているのでしょうか?さあ生物の授業を思い出してみましょう。分子を細かくしていくと原子が現れます

人間の身体は、炭素原子、酸素原子、水素原子、窒素原子、カルシウム原子、リン原子、カリウム原子などから構成されています。では原子は何で出来ているのでしょうか?

原子核と電子で出来ています。では原子核の中はどうなっているのでしょうか?

その先が量子力学の世界です。

原子核の中には陽子と中性子があり、それぞれの中にはアップクォーク、ダウンクォークと呼ばれる素粒子が入っています。

ずいぶん小さく細かくなってきましたね。これが物質界における全ての物の最小単位です。

ここでそれぞれの大きさを確認しておきましょう。

原子大きさは約 100000000分の1cm(0.1ナノメートル)。 電子は少なくとも 10000000000000000分の 1cm  より小さく構造は見えていない。 原子核は、100000000000000分の1 cm程度の大きさしかないが構造をもっており、陽子と中性子でできている。その中にある素粒子に至っては大きさを持ちえないという・・

最新科学では実はこの先の理論まで進んでいて、素粒子は振動するヒモでできていると言う「超ヒモ理論」という理論があります。全てはヒモでできている?面白い理論だなぁと思います。

ここで一つ押さえておきたいポイントは全て振動するヒモであるというところです。

振動するということはその振動の仕方(震え方)が色々あります。それを周波数といいます。素粒子は全て独自の周波数を持っているという事です。

私達人間だけではなく、机、車、携帯、などの物や空気も全て素粒子で出来ています。そしてその全てが独自の周波数を持ち、その周波数の違いで他のものとの区別がされています

周波数の話は後ほど説明するとして、ここでは少し戻って原子の様子をイメージしてみましょう。原子は原子核と電子でできていると触れましたが、実際はどういう状況で電子が存在しているのでしょうか?実はこれがとても面白いのです!

学校では、原子の真ん中には原子核というものがあってその周りを電子がぐるぐると回っているという「太陽系モデル」と呼ばれる説明を聞いたと思いますが実はそれウソなんです!

わかりやすくする為にそのような説明がされているのですが、教科書などに出てくる図解なんかも実際の比率とは全く違います。

では実際にはどういう状況になっているかと言うと、原子核の周りに電子雲と呼ばれる雲のようなものがもやっとかかっています。それはどう言うことかというと、電子がものすごい速さで動いていると言うことです。早すぎて電子はいつどこに存在しているのか分からないと言うことです。

そしてその電子雲の大きさを原子の大きさとして私達は捉えています。

原子の大きさと原子核の大きさを比べてみると、東京ドームとパチンコ玉1個ぐらいの大きさの違いがあります。そして電子の大きさは原子核の1000分の1ぐらいと言われています。

つまりパチンコ玉の周りにパチンコ玉の1000分の1程度の大きさのものが数個、物凄いスピードで動き回っている。それが東京ドームほどの大きさの雲のように外枠を作っているように見えている。

ちょっと想像してみてください・・それが全てのものを構成している原子のリアルな姿なのです。

つまり、ここで押さえておきたいポイントは、原子は99.9%空洞でスカスカであると言うことです。全ての物質、スマートフォンもパソコンもコップも猫も犬も鳥も私達も全てはスカスカの原子でできてるのです!

なので私たちの本当の姿は、実体のないスカスカな存在というわけです。

ではなぜ物として触れらるのか?と言う疑問が残ります。これは電子同士の反発によります。

それぞれの物質の原子の周りを回っている電子は全てマイナスの電気を持っています。つまり全ての原子がマイナスの電気で覆われてるという事です。電気というのは同じ符号同士プラス同士、マイナス同士では反発し合います。

例えば手でスマートフォンを持つという場合にはスマートフォンの表面の原子の周りにある電子と、手の表面にある原子の周りにある電子が反発し合うので、お互いに通り抜ける事なく持つと言うことが可能になります。

電子同士が反発する事でそのものが存在するような錯覚を起こさせているということです。

つまり、この世界はイリュージョンです。「全ての物質は形などないフォログラムである」というシュミレーション理論というものも存在し、この世界を説明する有力な理論として盛んに研究が進んでいます。

そして私達も、物も、もちろん空気もいくつかの原子でできています。ということは

「私達の間に境目はなく全ては繋がっている」

という事なのです。それが量子力学的世界観であり、最新科学の常識なのです!

全ては周波数(波動)の違いです

ではこの繋がっている私達が一見違う個体に見えるのはどうしてでしょうか?

それが先ほど少し説明した周波数の違いによります。

全てのものは独自の周波数を持っていてそれにより、机であったり車であったり、あなたの飼い猫ちゃんであったり、あなた自信であったりします。

周波数を音で考えてみましょう。

周波数の違い(振動数の違い)によって何ヘルツという言い方をします。そしてそのヘルツの違いで音階が変わります。ドとソではヘルツ=周波数が違うのです。

それから、ラジオの電波やテレビのチャンネルも周波数の違いを利用してそれぞれの番組に繋がる事ができます。つまりその番組に周波数を合わせる事でラジオを聞けたり、テレビ番組を見れたりします。

では私達のこの現実世界はどうでしょうか?

これと全く同じ法則が作用しています。例外なく私達は周波数の違いによって見えるもの、体験する事、それどころか生きる世界が変わってきます。全ては周波数の違いなのです。

同じ世界にいるように見えて、あなたと私は全く違う世界を認識し、生きています。

それは私達が気づいていようが気づいていまいが、全く関係なく100%作用している

「宇宙の法則です。」

それを私は「宇宙の愛の法則」と呼んでいますが、日本では「引き寄せの法則」と呼ばれています。

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