2025 年4月6日(日)鎌倉長谷の海岸線沿いにある、麻心鎌倉にて、春のライブをさせて頂きました。
回を重ねる毎に、皆さんのエネルギーが温かく、優しくなっていく・・・ 今回も愛に満ち足りて至福の中歌わせて頂きました。ご来場の皆様本当にありがとうございました。


祈り ~for the fifth Dream
今回のセットリスト、ここ数年の代表曲たちがずらりと並び、一つ一つの曲にまつわるエピソードや曲の生まれた経緯など、盛りだくさんお話をさせて頂きました
その中で、「祈り ~for the fifth dream~」は今まさに私たちに問われている
「私たちはどんな世界を夢見るのか?」(どんな世界を創っていくのか?)
という問いかけに対する一つの答え、または方向性のようなものを歌っています。
この曲は2年前にインスタライブに招待して頂いたLeinaのプロジェクトからインスピレーションをいただいてできた曲です。(詳しくはその時の投稿も見ていただけると嬉しいです。)

今、とても歌いたい曲。地球=ガイアとの繋がりを取り戻していく時だと強く思います。そしてそれには、私たち自身の事をもっと知る必要があると思うのです。外のこと、他人のことではなく、内側へ内側へ自分探求の旅へ。
「星の瞬きのような」
私の創作の源がどこにあるかをはっきりと感じた曲であり、今の自分の原点となる曲です。(2020〜2021)
「嗚呼 胸を締め付けるような 心張り裂けるような 悲しみが渦巻く世界は ここで終わりにしよう」
「ほら僕たちが描いた世界を今生きているよ、この出会いもそう・・・全部 ありがとう」
未来に向かって投げた夢が今を創っている。
この曲の創作過程は、「私が『私』と意識している私ではない『何か』からの受け取ったものを『音楽』という形で表現している。」という事実を思い知らされた不思議で面白いものでした。
そして今生きている世界は確実に自分が創り出しているのを感じています。
言霊を宿す日本の古い詞たち
今回も祝詞シリーズ歌わせて頂きました。
2023年の年末から解禁することになった「祝詞」の曲達。それがベストタイミングだったのだと思います。色々な意味で。
「自分を知る」という意味でも、「日本を知る」ということは大切なことの一つだと思っています。 私自身、2023年から何故か着たくなった「着物」によって、身体は確実に変わってきているのだけれど、その年は日本の歴史について多くを学ぶことになり、祖先の皆様への想いを歌った曲もできました。そしてそれらは自分の中にある何かを目醒めさせることにもなっていきました。
私自身が特に神社や神様に詳しいとか、古史古伝に詳しいとかでは全然ないのだけれど、日本特有の音階にはとても惹かれます。知識とかはなくとも、とにかく唱える(歌う)たびに霊が震えるのだから仕方ない。特にコードが2つか3つの繰り返しになっている祝詞シリーズは、どうしても一種のトランス状態のようなことが起こり始めるので、目が開けられなくなってきます。
新曲「宇宙のあわ」のメッセージ
今回発表した新曲「宇宙のあわ」は純愛を描いた曲です。
人魚姫をモチーフとして描いた沙耶香さんの水墨画と、彼女の語ってくれた人魚姫のストーリーに魅せられて、曲が生まれました。
叶わぬ恋、理不尽に見える恋の結末・・・幼い頃読んだ人魚姫のお話しは悲しいイメージしかなかったのだけど、彼女が語ってくれた本当の結末は天使が人魚姫を天の国へ誘うというハッピーエンド。
愛ってなんだろう?恋愛の「悲しい思い出」がある人もたくさんいると思うのだけど、その「愛」を手放すことを学ぶ機会である場合もある。
ただ、その「愛した」自分はとてつもなく幸せだったはずなのだ。叶うか叶わないかの前に「愛せた」ことが幸せだと感じる。そしてその愛した相手を自分のものとして愛するのではなく、その人そのままを愛する。
手放すことが必要になる時もある。そして、愛していれば手放せる。
人魚姫のお話しからそんな女性の姿や純愛のようなものを想像していたのだけれど、それだけではなかった。
彼女は「天の国」へ行くことで本当に幸せになっている。
この曲のもう一つのメッセージは「死」との向き合い方にあった。
こんなに美しく「死」と向き合うことができたら、「死」は恐れるものではなく、歓迎すべきものになる。
次のステージへ行くお祝いをしてもらってこの世を卒業したいと思う今日この頃です。子供達にはできたら私も海へ返してほしいとお願いしている。

周波数で繋がり続ける魂の家族達
麻心に来てくださる皆さんは、お互いにどんどん繋がりを広げていきます。または、「あれ?あの時の!?」みたいな再会もあったりして、不思議な事になりがちです。似たような周波数に引き寄せられているから。
そしてそれぞれの受け取るものを受け取って帰っていかれます。出会いは「種」を撒き合うようだ。また、お互いの中にある、気づいていなかった何かの種の存在に気づかせてくれたりもします。
秘めていた想いを吐き出すきっかけになったり、辛い過去の出来事と向き合う場合もあります。同じ曲を聴いてもそれぞれに感じる事は、実は違っていたりするのが素敵だなぁと思います。その曲のメッセージを受け取る時に皆自分の経験から曲の世界観を創り出し眺めている。実は一人一人違う夢を見ている。
だけど、「宇宙の法則」と言われることだけは、人間の倫理も科学も超えたところにあって、私たちは共通する同じものを持っている。それが「愛」なのだと思う。善悪を超えた「愛」は私たちの理性では到底計り知れないところにあって、私たち全てを包み込んでいるのかもしれない。
ライブを終えて、幸せいっぱいの中、素敵な妄想が止まらない・・・
皆様、愛しています。感謝🙏
Midori