愛の法則
さあ、いよいよ「宇宙(愛)の法則」である「引き寄せの法則」について、私の体験と学んだ事から解説していきます。ここでまず「法律」と「宇宙の法則」の違いについて考えてみたいと思います。
「法律」とは人間が決めたもので、守る人も破る人もいる。それはある意味その人の自由です。
「宇宙(愛)の法則」とは誰も争うことのできないこの世界の法則です。
ですので、「宇宙の法則」はすでに私達に作用しているものです。それに気付いていても気付かかなくても、信じていても信じていなくてもです。
世界観の再構築、その1〜その3で今まで見えていた世界が少し変わって見えて来たと思います。このまま心を開いて新しい概念を受け入れる気持ちででいてください。
最新化学で盛んに研究が進み、その情報がインターネットで即座に世界へ発信されるこのご時世、この「宇宙の法則」を裏付けるような理論が多く取り上げられ、Youtubeで解説されています。どうしてそうなのか、という科学的な理論や数学的な解説等は専門家に任せておけば良いのですが、この時代を生きていく私達には、その理論から導き出される仕組みを理解し日常の中で意識的に使っていく事がとても大切です。この時代に子育てをする事を選んだお母さん達はきっとこの概念のシフトをする機会をわざわざ選んできているのだと思います!楽しんでいきましょう。
巷では、お金を引き寄せる、理想の仕事を引き寄せる、理想のパートナーを引き寄せるなど、「私達の望みを叶えるための魔法の法則」とでも言わんばかりの文言をたくさん見かけます。色々な方が色々な方法で引き寄せ方を教えてくれています。私もヒーリングスクールの方に「寝ながらこれを聞けばいいよ。」と言われ「何千万円が入ってくる、どうしてかは分からないが大金が舞いこんでくる」と言い続ける動画を流しながら寝るように勧められた事があり試しに流してみましたが、気持ち悪くてすぐに止めてしまいました。
これだけ色々な引き寄せの方法が世に出ているのは、正解は一つではなくやり方はそれぞれ個人によって違い、引き寄せの法則を理解し、その流れに乗るためには様々なアプローチの仕方があるのだ思います。
ポイントはそのやり方が「自分に合っているか」です。
そしてもう一つ大切な事は「その根本的な仕組みの理解とそれに対する信頼です。」
言葉とは、その使われ方やみんなが共有して持っているイメージなどがあります。日本語の「引き寄せの法則」というネーミングは少し本来のそれとイメージが違うなぁ。と思います。「引き寄せ」というとあたかも本人がどこかから引っ張ってくるイメージがありますよね。それから「法則」と言えば、「慣性の法則」等科学や数学で出てくるくらいで普段の生活の中ではあまり使わないです。なんだかかしこまっていてお勉強のようなイメージなので、「学ばなきゃ、身につけなきゃ、、、しっかり頭に入れて言われた通りにやらなきゃ望みは叶わない!頑張って引き寄せるぞ!」みたいなことになりがちです。でもそれでは引き寄せの法則で逆に向かってしまう思考になっています。なので決して望みは叶わないのです。
じゃあ本当のそれはどういうイメージかと言うと、「自分にとっての本当の幸せと喜びの共鳴」そしてそれは宇宙の大いなる愛とそれに対する信頼が鍵となります。どうですか?イメージが変わったのではないでしょうか?引き寄せの法則とは「本当の幸せと喜びの共鳴現象」なのです。それを私は「愛の法則」 と呼んでいます。
波動(周波数)の力
仕組みとしては「似たもの同士はは引き寄せ合う」という事ですが、日本のことわざでも「類は友を呼ぶ」とあるように、おなじみの教えではありますね。
他にも「泣きっ面に蜂」「弱り目に祟り目」「一難去ってまた一難」など、ネガティブな事が続けて引き寄せられる時に使うことわざがたくさんあります。何か嫌な出来事があるとそれは続くという場合が多々あるという事です。それは何故でしょうか?
ある朝、寝起きにタンスの角で足の小指をぶつけたとします。普通そこで感じるのは
「苛立ち」ですよね。「なんでこんなピンポイントで痛いところをぶつけるの~!」とイラつきます。
その感情をずっと引きずってイライラしながら朝の支度をしていると、今度は何故かコーヒーをこぼします。そのイライラは倍増しそれを放っておくと出かける時に大きな忘れ物をしたり、ひどい転び方をしたりと不運に見える事が待っています。こんな朝の始まり経験した事はないですか?
これが朝だけならいいのですが、もし常にこのような毎日を送っていたら、、、考えると恐ろしいですが、忙しいお母さん達の中にはそういう方も実際にいると思います。私自信、一時期そうだった気がします。
何故こういう事が続くのでしょうか?原因は「イライラし続けている」という事です。
このイライラという感情はフォトンという素粒子になり私達の全身から放たれます。フォトンには波動があり、その波動をずっとまとってその1日を始めてしまっているのです。「世界観の再構築その2、3」で少しお話しした周波数が大きな鍵となります。
それぞれの波動には周波数の違いがあるのです。
イライラの波動を纏っていると、類は友を呼ぶのでそのような(イライラを呼ぶような)現象や人、話がどんどん目の前に現れてきます。
私達は独自の波動(周波数)を持っていますが、その周波数は感情や思考のフォトンにより一瞬で変わってしまいます。
それぞれの持つ波動は、感情や思考また魂の波動(周波数)で決まってきます。喜びの波動と悲しみの波動が全く違うのは皆さんも色々な経験からご存知だと思います。そしてそれが一瞬にして変化するのを感じた事もあるかもしれません。
引き寄せ合う私達
同じような感情の波動(周波数)は引き寄せ合います。
イライラにはイライラの、幸せには幸せの周波数があり、近い、もしくは同じ周波数帯のものを引き寄せます。
「他人は自分を写す鏡」という言葉があります。まさにこれが語っているのは引き寄せの法則です。何か不快感や違和感のある人や出来事が目の前に現れた時、それは確かに自分自身の中にある何かの象徴です。自分自身が発している周波数により、その人が現れ、出来事が起こってきます。もちろん悲しみや怒りを求めている人はいないのですが、自分の中にそれらを秘めている、持ち続けているかもしれないのです。
またこれまで身につけた思考の癖=固定概念で、
「苦労しないと成長しない」
「楽に願いは叶わない」
等の信念を持っている場合は、その人の人生の中にやたらと苦労が起こってきます。
では自分が
「楽しんでいればどんどん成長する」
「楽しんでいればどんどん願いが叶う」
と思っているとどうなるでしょう?罪悪感も持たず、夢中になって楽しいことをしているうちにどんどん成長し、願いが叶ってくるのです。それは、その楽しい事をしている時まとっている波動(周波数)と同じ出来事が引き寄せられて、楽しんでいる人達が引き寄せられくるからです。
逆に毎日ぐちばかり言っている人が集まり愚痴大会をしているとどうでしょう?もちろんその人達の人生には愚痴りたくなるような出来事がどんどん発生してきます。
では幸せになるにはどうすればいいでしょう?
幸せになりたいと願う事ではなく、私達が幸せである事、つまり幸せである事に気づく事です。
二重スリットの実験から
ここで二重スリットの実験から導き出された法則について思い出してみましょう。
人の意識により物質世界の現れ方(現実世界)は変わってくる。
=「意識、思考は現実を作る。」
という事が実験で分かりました。量子力学という目に見えないミクロの世界(素粒子の世界)の物理学ではあるのですが、その法則が素粒子でできている全てのもの(人間も含め宇宙にある全て)に作用していると考えると、私達が考えている事、私達の意識、(潜在意識も含め)が目の前の現実を作るという事になり、私達が持つ思考の波動(周波数)が私達の現実に起こるでき事を決めているのは間違い無いのです。
私達の意識、思考の周波数と同じものが引き寄せられてくるのです。
これが「宇宙の法則の仕組み」です。