Yogaと私
「由良比女命」はYogaのための曲です。まずは私とYogaについてのお話を。
Yogaは私にとって心身を整える絶好のアイテムです。極めて学んだわけではないけれど、私の人生の重要なポイントで私を支えている。そして大切な、大好きなYogaの先生達との出会いがあります。
母子家庭の時、肉体労働をこなす私の身体をほぐし強化してくれたのはアシュタンガYogaと言われるヨガでした。身体の中心に芯を作ってもらい腰を痛める事なく肉体的にハードなお年寄りの生活介助のお仕事ができていました。当時真鶴でYogaを教えられていたAkiraさんにアシュタンガを学び、それが私にとって初めてのYogaとの出会いでした。Yogaの先生としてだけではなくたくさん触れ合い、色々な話のできる大好きな方でした。今はご実家の仙台でヨガスタジオを運営されています。
また、音楽を再開するきっかけとなったYogaの再開を推してくれたのが絵本作家でありアーティストのChihoさん。2021年には彼女の詩と私の曲で作ったアルバム「Calling」を発表しました。それ以前にも作詞と作曲でのコラボをしていて、私の人生の節目に居てくださった大切な方。湯河原のアトリエ兼ヨガスタジオに何度か通ってフローヨガを教えて頂きました。彼女のヨガを学び、たくさんお話をする中で閉じ込められていた私はどんどん開いていきました。
https://note.com/artyogachiho/
そして小笠原で出会った千花さん。泊まっていた宿「プーラン」でお世話になった方です。2年前に初めてプーランに泊まり、宿泊中にYogaクラスを受け、帰ってからオンラインでも何度かクラスに参加しました。今年行った時は、山の上にある墓地の隣の素晴らしいロケーションでのクラスに3回ほど参加。東に見える山の向こうから太陽が昇り、まっすぐに神聖な光がさす場所。出発の朝も最高に気持ちよく心身をほぐして頂きました。千花さんのリードの声は本当にリラックスできて、身体が解けていくのがわかる。滞在中は私達のライブに島の花を添えて下さり、色々と手配をしてくださった方。本当にありがたく、大好きな魂の家族です。
最近では湘南で出会った若きYogaティーチャー達の対面クラスを受けに行ったりもしているけど、彼女達は本当に柔らかく、人生を丁寧いに生きていると感じます。素敵な方ばかりで、学ぶことも多いです。やはりその場にいるとその方のエネルギーを感じられるのでこれからも時間を見つけてなるべく対面レッスンを受けたいなぁと思っています。
海礼拝〜「海と私の物語」
今回アップした「由良比女命」は小笠原の千花さんのオリジナルフローヨガ「海礼拝」のための曲です。
1ヶ月ほど前、11月12日の朝、私は千花さんに「何か一緒にしたいね」とメッセージをしました。そしてその日夜「由良比女命」はできてしまったのです。あっという間の出来事でした。
シンクロニシティーが何重にも重なるとこうも簡単に成し遂げられるのかと驚きと感動でした。
私は千花さんにメッセージをする2、3日前からある方に紹介されてクラッシックの”ヴォーカリーズ”という曲をずっと聞いていました。Youtubeで検索するとたくさんの方がチェロや、バイオリンなどで演奏されていて、本当に美しくうっとりするメロディー。なぜか私はその虜となり、その2、3日はずっと聞いていたのです。そして私の中で
「魂の美しさを歌詞をつけず歌だけで表現してみたい・・・」
という願いが生まれました。
そして千花さんからの曲の依頼を受けた日はスタジオリハの日、その道中なぜか異常に渋滞し、その車の中でどんどん曲が降りてきて「由良比女命」を作曲。スタジオについてすぐ千花さんのフローヨガを見ながら歌とピアノを録音し、完璧にその動きに合わせた音源に仕上がりました。そしてできた曲は海の女神の名前が付けられ、千花さんに届けられました。
千花さんの、
「歌詞もなくてハミングだけで静かな美しい曲、母なる海への礼拝のイメージの曲が欲しい」
という願いもこうして叶いました。
その後、千花さんからこの「海礼拝」にまつわるエピソードが送られてきて、私達は宇宙の、神の計らいに感謝し、「由良比女命」を聞いて何度も感動の涙を流しました。
その後私は千花さんのストーリーからインスピレーションを受け降りてきた歌詞をつけ同じコード感で「海と私の物語」を作りました。麻心ライブではレゲエバージョンを初披露します。
どんどん広がるフラワーベッドアースの世界をこれからもお楽しみ下さい。💓
最後まで読んでくださりありがとうございます。
Love
Midori