活動報告3「通知表のいらない教育って?」

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ワクワク子育て交流会Vol1

茅ヶ崎市立香川小学校教師、山田剛介先生に「通知表を使わない評価、生きることに繋がる授業の実践」についてお話ししていただきました。

(2024年2月23日(金)天皇誕生日 鵠沼海岸”みんなのSea Side”にて)

 今を楽しく生きることにつながらない「お勉強」=リアルな学びではない

という日本の学校教育の現状を受け、生きることを学ぶ教育を実践されています。

「通知表を使わない」ということは他のやり方で子供たちを評価(褒める)をしていくということです。そしてそれは、子供達にとって自分を見つめる機会、自信を育む機会となり、保護者にとっては学校教育を知り、興味を持つ機会となり子供達への理解が深まり、たくさん褒める事ができる機会となります。そしてそれだけではなく保護者自身が自分と向き合う機会にもなっているような素晴らしいやり方でした。

 ぜひ機会があればたくさんの方に山田先生の実践している教育について知っていただきたいし、特に教員を目指す若い人たちには大学で習うことだけが全てではないという事を知っていただきたいと思いました。

 参加者全員が山田先生の授業を自分の子供に受けさせられたらどんなにいいだろうと思ったし、これからの教育はこうあるべきだと確信したと思います。

この素晴らしい実践が公立の学校で行われているということに未来への希望を感じ、教育システムが変革していく兆しを見ました。トーキョーコーヒの外側からのムーブメントがあり、内側からの先生達のチャレンジがあれば面白いことになる!!!

 このような熱い思いを持った先生方が増えてくるためにも山田先生にはどんどん色々なところでお話をしていただきたいと思います。

 今回のお話会をきっかけに、トーキョーコーヒー代表の”吉田田タカシ”さんとのコラボも決まり夢が現実化するワクワク感が止まらないです。

子供達の「自主性」「精神性」を向上させる教育

山田剛亮先生の実践されている教育は、

1 教科書通りの答えを教え、それだけを求めるということはせず、

  個性や思いを大切に汲み取り子供の中から出てくる奇抜な発想も評価する

2 遊びと学びの区切りをあえて付けずに、その瞬間のエネルギー(熱量)を大切にすることで今の輝きを見逃さない

3 全ての課題をみんなでやることで、一体感と探求、協同のプロセスが生まれる。

4 目的に向かう努力(過程)とその成果の両方を評価されることで、失敗を恐れずチャレンジする精神を芽生えさせる

5 たくさん褒められ、自ら努力した体験から自分に対する自信、信頼を育む

6 子供達の自主性を育むことで、自ら考え動ける人材を作る

7 自分の為だけではなく、誰かの役にたち、誰かに喜んでもらいたいと望むなど、人としての精神性を向上させる

8 山田先生が一人の人間としてその場に在り(偉い先生ではなく)、教育現場での体験を自身の喜び、学びと捉えて

   楽しんでいる。

戦後の日本人が失ってしまったもの

戦後の教育は子供達の均質化により、個性を潰し、精神性を忘れさせるシステムの中にありました。

今この時代に必要な教育は目の前にあります。

大人が固定概念を手放し真実の世界を見始めることで、忘れてしまった、または自分の内側に眠る「精神性」を取り戻したいものです。

それには楽しむことが一番大切ですね!

ぜひ6/8のトーキョーコーヒー川崎で行われる吉田田タカシさんと山田剛亮先生のコラボイベントに足を運んでみてください。

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