不登校の現状と私ができることは?

おだわら子ども若者教育支援センター「はーもにぃ」でのミーティング

 2月23日に開催した、わくわく子育て交流会「通知表のない教育って??」に参加してくださった千代美さん(発達障害支援をされている「ニコニコ虹の会」代表)に誘われ、教育委員会の教育指導担当の方にお話を伺ってきました。

 その施設には「教育相談指導学級 城山教室」も含まれ、息子が中学生の時近所の「教育相談指導学級」に通うために面談を受けにいったことがありました。懐かしかったです。当初の私はとても不安だったと思うのだけど、心理カウセラーの方が素敵だったなぁという印象しかないのが不思議・・・笑

 この「教育相談指導学級」は学校へ行きたいけど登校できないなどの思いを抱えている小中学校生が学校に籍を置いたまま通級できる教室です。

 近所の「教育相談指導学級 マロニエ」で過ごした時間は短かったけど、息子にとってとても貴重で、自分自身であることの許された場所の一つ、そのままの彼を受け入れ見守っていただいた、とてもとてもありがたい時間だったことを忘れません。

 この日は不登校の現状、市の支援、取り組みを教えて頂き、私たち市民団体との連携、それぞれの課題について話し合いました。

 小田原市の不登校児の数は総数12571名に対して、90名1学年に年間10名。ということでした。

 全国的に、中学生では十人に一人が「隠れ不登校」状態にあリます。(日本財団 国内事業開発チームによると、2018年の調査で、不登校傾向にあると思われる中学生の数は全体の10.2%の33万人を上ることがわかったそうです。)子供達が学校に意欲を持って通えていないのはやはり明白です。

 小田原市では、中学生の不登校支援は「教育相談指導学級」という形で行われ学校内にもカウンセラーが配置され、教室にいけない生徒が学ぶ部屋も確保できているそうです。

 不登校の低年齢化に合わせて小学校での支援が必要だということでしたが、人員確保が難しいのでなかなか進んでいないということ。週に1回相談員とスポーツをする「レッツプレイ」という時間を設けているそうですが、希望者は少なくほぼマンツーマンだそうです。

 

 低学年の場合、やはり問題となるのは大人がそばにいてあげる必要があるということ。一人で家にいられない為、母親が仕事を辞めなければいけないか、そのまま子供だけを家に残し仕事をせざるおえない場合もあると思います。

 ですが、例えば、小学校内にも別教室を設けボランティアで入る事は、色々問題がありハードルが高いということ。また、私たちのような市民団体のチラシを学校や不登校の保護者に配るというのは、信用の問題がありできないということ。つまり、学校や教育委員会の側で実績のない団体に誘導するのは責任が持てないから難しいという事でした。

 紹介したために起こる問題と、紹介しなかったために起こり得る問題について考えてみると、大きな違いはやはり、紹介しなかったために起こる問題については学校側や教育委員会がわに責任は問われないということ。紹介した場合は学校や教育委員会にも責任が問われるという事。やはりそいこがネックのようです。

 これでは話が進まない・・・・

やはり、市と市民、行政側と一般市民という隔たりの中ではなく一個人同士として話してみたいという思いが溢れてきます。

 役割、立場を超えた人と人との話愛がしたい・・・続く

 

 

 

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