夢中になれる事

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子どもとゲーム

我が家のティーンエイジャーの子供達はやりたいだけゲームをやります。

小さい頃はやはり心配しすぎて、制限したりしていましたが、今は本当に好きなだけやらせています。

それについては賛否両論あるだろうなぁと思いますが、私は子供が「夢中になれること」をとても大切にしています。どんな経験もその人自身の学びになるのと同じように、ゲームの中にも、それに付随してくる事にも学びは溢れています。そしてそれについて否定をしなければ何がそんなに面白いか、どこに惹かれているのかを夢中で話してくれます。

またオンラインでやるゲームでもオフ大会というものがあり、実際に会場に出かけて行ってやる場合もあります。大好きなゲームのためなら、一人でどこへでも行けます。それはリアルな世界での学びに溢れていて、たくさん失敗しながら体験して外の世界を学び、リアルな友達もできるようになります。

そして対戦系のゲームをする息子は「0.01秒の動きを扱うような世界で、最終的には精神統一が一番大切だと語ります。」また、「外からのストレスがある時や負けている時も感情コントロールし、集中してマインドフルになることが大切だ」とも教えてくれます。

 大人は「世間」からの評価があるものしか評価しないことが多いですが、本当はどこからでも何からでも学べると思います。

新しい時代の世界観

今、末っ子がハマっているゲームがまたすごいです。

それは「グノーシア」というゲームで、SF人狼アドベンチャーゲームと呼ばれています。ゲームの背景は「永遠の命が欲しい」といった人間の欲望を叶える電脳化という技術が生まれ、人々は電脳化を始める。電脳化とはつまり、肉体を脱ぎ捨て魂(意識)の自分になり永遠の命を得るというものです。

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電脳化をどんどん続けた結果、電脳化した人格が繋がり合って大きな意思を持つ異星体グノースが誕生します。グノースは更に自分のもとに大量の人格を送り出すための端末グノーシアを作り出します。

グノーシアは、グノース「人を消すことが救済になる」という思想を植え付けられ人間を消し続ける

電脳化を取り仕切る組織はグノースの正体について明かしていない。ちなみに電脳化するには優秀であることが必要で、またその後にたくさんの費用がかかることからエリート兼セレブである事が必要があるようです。グノースが生まれた後も電脳化は変わらず推し進められており、当然グノーシア汚染者も増え続けている。更にグノーシアを崇拝するカルト信者もいる。

 人間の「永遠の命が欲しい」という欲望がグノーシアを生み出し、そのグノーシアが人間を消して回っており、人間はグノーシアを排除しようと必死になっているという世界なのです。

これはまるで前に読んだホモデウスが提示した世界観の一つ、「神とは無縁でテクノロジーが全てである素晴らしき新宗教」のようなものだなあと思います。

 このグノースというものは「グノーシス主義」からきています。

グノーシス主義(グノーシスしゅぎ、: Gnostizismus、: Gnosticism)またはグノーシス: Γνῶσις[1])は、1世紀に生まれ、3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った宗教・思想である。グノーシスは、古代ギリシア語で「認識・知識」を意味し、自己の本質と真のについての認識に到達することを求める思想である。物質と霊の二元論に特徴がある。(ウィキペディアより)

それは世界で最も有名な心理学者ユングが研究していたことでも有名ですし、シュタイナー教育で有名なシュタイナーの人智学もその「グノーシス主義」の一形態とみなされることがあるそうです。

ゲームの中の世界観はテクノロジーの先にある新しい世界であり、理論物理学の世界でいうパラレルワールドを次々に移動しながら同じ時空を何度もループするというものなのです。それは未来に起こりうる世界の一つであり、人類の夢である「永遠の命」を追求した世界とも言えます。

その未来の世界の感覚をプレイヤーは身につけていきます。パラレルワールドの意味を認識し、それだけではなく、色々な性格を持つキャラクター達の言動をしっかり観察して、人間関係についても学んでいきます。

客観的に自己をみるという視点も育つ。

そしてそれはただのゲームで私は遊んでいるだけだからどんな結果も楽しいと感じているからです。

それが日常生活でも現れてきます。自分の人生に出てくるキャラクター達はどんな性格でどんな過去を持っていて、その結果今はどうなのかということも観察できるようになる。真剣にこのゲームをしているとものすごい洞察力と、高い視座が生まれるのです。

好きなことからの学びはその子にとって想像以上に大きい。

のようです。

その教義は

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