百姓音楽祭
少し色づき始めた山々を眺めながら、車を走らせて向かったのは、岐阜県中津川市・馬籠にあるお寺「永昌寺」。
高台にあるお寺の墓地からは、田園風景を見下ろすことができる。
宿場町の周りに広がる自然は、昔大好きだった『まんが日本昔ばなし』の世界を思い出させてくれました。
その古き良き風景にすっかり心を奪われ、長距離ドライブの疲れも吹っ飛んでしまった。
お寺の庭や境内に飾られた、色とりどりの装飾。
和のテイストでどこか可愛らしく、マルシェの素敵なお店の方々とともに、私たちを陽気に出迎えてくれました。
岐阜での演奏は2回目。
知った顔もちらほら見かけ、再会がまた嬉しくて。
初めての場所ではあったけれど、最初からすっかり和ませてもらいました。
この頃、ご縁のある人たちとは、意図せず何度も出会うことが多い。
何かに引き寄せられるように、集まっている。
初めて出会っても、魂の家族、地球の家族……。
そう思えることが本当に幸せで、「こっちでいいんだ」と確信すら得られる。
ありがたいです🙏
主催のチャウくんとゆうこちゃんご夫妻が醸し出す、ほんわかと優しい空気。
その空気に包まれて、老若男女みんながほっこりと、我が家のように一日中お寺で過ごす。
最幸のイベントでした。
演者の皆さんもめっちゃ素敵でした〜!
私はやっぱり、ずっと踊っていた。
本当に、百姓たちの集まる会だったね。
楽しかった〜!
ありがとうございました。
時を超え
イベントが終わり、チャウくんのお家で若者たちとお話しする機会がありました。
みんなキラキラしている。
迷いながらも、自分の進む道を直感で嗅ぎつけ、ここに集まっている感じ……。
なんだか懐かしくて、みんなが愛おしかった。
20代の頃の自分たちを思い出させてくれる、この若者たち。
どうか、そのまま自分に正直に生きられる道へ進んでいけますように。
今を思いっきり楽しんでいる感じ、最高だね。
きっと大丈夫。
そして、子育て世代の方々も本当に素敵で、子どもたちもキラキラだったね。
百姓万歳🙌
天津祝詞
今回はお寺でのライブということで、なんとなく「言霊集」からの曲を多く歌いました。
ひふみ祝詞、いろは歌、天之数歌&ふるべゆらゆら。
そして、言霊集の最後に歌ったのが「天津祝詞」でした。
いつも、ほとんど目を閉じたまま歌うことが多いのですが、というより、目が開けられなくなるのです。
今回も、最後までほぼ目を閉じていました。
お寺という場だったからか、目の前で聴いてくださる皆さんの集中を受け取っていたからか。
いつもにも増して深く、歌の中に入り込んでいました。
最後に唱える、
「かんながら たまちはえませ」
のあたりで、床が大きく揺れ始めました。
「ああ、大地に響かせてしまったのかもしれない」
そんなことを思いながら歌い終え、目を開けてみると、皆さんは何事もなかったように、うっとりと聴いてくださっていました。
「あれ???」
「揺れてなかった?」と聞いてみると、カジさんはポカンとした表情。
あの揺れを感じていたのは、自分だけだったと氣づいたのでした。
でも、私には確かに、床が、大地が、まるで地震の時のように大きく揺れているように感じられた。
何が起きていたんだろう。
自分の中の「この世界の常識」が、少しずつ覆されていくような日常……。
おもしろいね。
