西野博之さん講演会、シェア会報告

12/14に行われた、西野博之さんの講演会、後半は8つのグループに分かれシェア会を行いました。

各グループで上がってきたお話をこちらに挙げておきます。

その場でアウトプットすること、他の人の意見や思いを聞くことで、西野さんのお話がより深く心に響いたのではないかと思います。

ご参加の皆様本当にありがとうございました。

目次

講演会を聞いた感想、印象に残っている話,言葉

1「大人が幸せであれば子供が幸せ」というのが印象的だった

(解説)子供権利条約制定の最終段階で子供たちが自分達の意見をまとめて大人に提示してきた話がありました。その中で子供たちが訴えたことが「大人が幸せでいてください」という衝撃的な言葉。

2「くう ねる だす」だけでいい

(解説)親がやらなければいけない事はこれだけ。子供に食事を与え、寝かせ、排泄させる。親は、生きるために必要なこれらを提供できればそれでいいのだ。

3「支援臭に気をつける」

(解説)良かれと思っての声かけも、「支援してやっている」と匂わす「支援臭」を出してしまうと聞いてももらえないし、むしろ反発される。

4「人生ゆっくりで良い」「親が幸せであること」 

5「なんとかなる」 を合言葉にしていきたい

6 「小2がいじめのピーク」に驚いた。

7 自分が、「生まれてきてくれてありがとう」から欲が出てきていることに気がついた

8  子どもに内向的なところがあると、自分のように不登校になってしまうのでは?と不安になることがあったが今日の講演を聞いて気持ちが少し楽になった。

9 子供が不登校、自閉症もあり、自分を責めてしまっていたので西野さんのお話で勇気づけられた。

10 夢パークでの「子供の本質を大切にしている敎育」を見て自分の子供との関わりに取り入れたいと思った。

11 不登校の子供は「困った子ではなく、困っている子」

12 今はどこでも学べる時代、

「学びたいことを、学びたい時に、学びたいように、学ばせてあげよう」

13 学校教育に携わっている方でも「学習指導要綱なんて廃止してしまえ!」という意見もある。

14 「新しい学びの当たり前」を考えてみるこれまでの教育システムののままでは時代に合わない

15 今の教育は一人一人には適応していない。

16 学力とは「出会いをものにする力」

17 西野さんの愛情溢れる人柄、人の見つめ方は学びになりました。色眼鏡を通さない、素のままで相手を見つめる事は大事ですね。そうすれば、どんな相手でもリスペクトできると思いました。 とても良い学びの機会をいただいて感謝です。

18 『なんとかなる』を手に入れること、幸せ=日々の小さな満足、大丈夫の種を蒔こうといこと。

19 親や大人が、自分の不安や心配を子どもに押し付け圧をかけてしまっている現実がある。比べないことが何より大切だと感じました。

20 社会全体が、子どもの個性や「やりたい」を応援できる環境になってほしい。

21 西野さんの取り組みが、特別なものではなくスタンダードになる社会を願いながら、これからも子育や教育に、真摯に向き合っていきたいと思います。

22 大人がジャッジをしないこと。これからは世の中が変わっていく転換期。 子供の魂が輝くようになっていくことが大事だと思います。

意見と思い

1「競争社会からのプレッシャー(学校内でも)」社会が変わる必要がある。

2「子供の存在を一人の人として尊重し対等に関わる

3「居場所を持つことの大切さと難しさ」子供達自身で行ける場所が地域に一つあれば・・・

4 親自身が窮屈な中で育ってきている

5 子供一人で外に出すのが難しい

6 ゲームの世界、架空の世界では子供は育たない

7「市民会館跡」をうまく使えないか?(小田原市)

8 不登校をのり超えたその経験が生きる

9 親にも居場所と経験が必要

10 不登校は、それぞれのケースによってやれる事は違うゆっくり行くのが良いが動きは必要

11 トラブルが起きた時の対策として、見守ることの大切さ(喧嘩を止めない)

12「普通はこう」という考えを捨てる 一人一人の考え方、この尺は違う。

13 怒りをコントロールするには自分の物差しを捨てる

14 悩んでいる人と繋がることが難しい

15 教育でも支援でもない場所が必要

16(川崎夢パークのような)大きな場所を作るのではなく,今ある場所とネットワークを繋げて行くのが現実的

17 少しでもやりたいこと、挑戦したいことを支えていきたい

18 大人もみんなで楽しむ居場所作りが必要

19 不登校の経験から 夢パークのようなところが広がってほしい

20 子どもたちが「やりたい」と思うこと、持っている力を伸ばすことがとても大切だと思った。

21 高校でつまずいた時、親が背中を押してくれ、自由にさせてくれた。礼儀だけ大事と言われ感謝している

22 不登校児がいると、親も孤立し、外に出れなくなる。

23 守られる権利と選ぶ権利が大切だが、選んだことがない子はどうしたらいいかわからない。

24 子供は回復する力を持っている。安心できる環境が必要。(大人の安心が大きく影響する)

25 親がいいと思っても子供にとっては苦になることもある。

26 学校に行き辛い気持ちはよく分かる。子供達が成長していく過程でどのようにその力を育てて行くか?

27 世代を超えた交流ができる場や時間は素晴らしい。

28 学校に行けなかった経験があったとしても社会に出ても困ることもない、日本の教育の皆んなと同じというシステムが限界だと思いました。

29 子供の進みたい道が選べない、子供を集めるコミニティーがない。社会を変えなければいけない.

子供達が嫌なものNOと言えるような教育環境を作っていきたい。

30 発達障害の子が能力が高く社会の中でもスペシャルな存在。『人と比べない』大人がジャッジをしないこと。

これからは世の中が変わっていく転換期。子供の魂が輝くようになっていくことが大事だと思います。

31 これからエネルギー、医療モデル、社会モデルが変わっていく。

学校、先生について

1 学校が変わることが必要(保護者は訴えていく)

2 学校内に不登校児でもいられる場所が必要

3 一人一人のケースを見れていない

4 一斉教育しかできていない

5 発達障害の特性を先生が理解する必要がある(わかろうとする姿勢と眼差しが必要)

6 小~中 幼~小に上がる時にトラブルが多い、システムとしてうまくいっていないと感じる

7 学校の先生もカリキュラムの問題で大変

8 伴奏者として寄り添うことがなかなか根付いていないと感じた。

9 学力よりも子供達が安心だと思える『場づくり』社会教育をもっと大事にしていこうと思います。(教師の方より)

ご参加の皆さんについて(ご自身の活動について)

1 駄菓子屋をやっている(運営に子供が関わる)

2 プレーパーク、放課後の居場所主宰

3 放課後デイサービス勤務

4 居場所カフェ主宰

5 子ども食堂ボランティア

6 不登校の親の会でボランティア

7 オルタナティブスクール主宰

8 不登校児の第三の居場所主宰

9 保育園職員

10 小学校教師

11 子供の居場所 赤ちゃん広場主宰

12 子供が不登校で常設の居場所に長年通っていた。

13 PTAなどの役員

14 市議会議員、国会議員

最後に・・・

多くの質問をいただきましたが、時間の関係でほんの少ししかお答えして頂けなかったことをお詫び申し上げます。

その中でゲームやスマホについての質問がありましたので、それに関連する記事を載せておきます。

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