⑥デジタルネイティブ(現代の子供達)の学び方

目次

ネット世界をポジティブに受け入れる

現代の子供達はスマホを片手にいつも何かを見ながら過ごしている場合が多いです。SNSで誰かと繋がったりYouTube等で動画を見たり、アニメや漫画を見たり、スマホやiPadの中にたくさんの娯楽、そして豊かな学びもそこにはあります。

劇的に変化している現代ですが、この変化に戸惑い、この子供達の日常に眉をひそめる大人達がたくさんいます。中には子供達のプライバシーを無視して管理しようとする学校や大人達まで・・・

それは、大人達の不安を解消する為です。子供の健全な育成の為という名目ではありますが、面倒なことが起こらないように、自分達の理解できない手に負えない事態が起こらないように、子供達の自由を奪う事でそれらを防いでいる。

自然の中で遊ぶ子供達が一番健全だというならなぜその環境を奪ってしまったのでしょうか?

大きな公園ではなくショッピングモールやパチンコ店を作ってきたのは大人達です。そして近所の海や川は危険なので遊びに行ってはいけないと言います。町の中で子供達が遊べる場所はないのですからネットの中に探すのは自然な事です。子供達は好奇心旺盛で、いつも面白いものを探して幸せになる天才なのですから!そしてそこは世界に出会える、先生に出会える、海外の友達にも出会える素敵な遊び場でもあるのです!

ネット=怖い、危険という固定概念はそろそろ古いですよ。そしてその感覚の波動でい続けると、怖い体験を現実化するので要注意です!これからの時代はネット上であらゆる事が行われます。どうせならもっとポジティブに人類の新しい文化を受け入れ、素晴らしい面に焦点を当てて観察してみて下さい。きっと新たな素晴らしさに気づきますよ!あなたがそういう状態でいる事で、子供達の見方も変わり、経験も変わってきます。何でもそうですが、あなたがそれをどう捉えるか、どういう波動(思考に基づく感情の結果)で観察するかです。

これからは映画マトリックスのような仮想空間での人々の生活が始まり、ネット上にバーチャル社会ができるのは時間の問題です。あなたの感覚もどんどんアップデートしましょう!

我が家の天才達

我が家には一般的には不登校児と呼ばれる子供達が2名います。かつては長女も不登校でしたので、全員がはみ出しもの。個性豊かな子供達です。

中学3年生の長男はもともと野生児です。環境が許せばいつだって自然の中で遊んでいたいタイプです。不登校が始まった時、私は今彼がしたい事をさせてあげる事が良いのだと直感的に感じ、大好きな海へとよく連れて行きました。親戚が真鶴なので、知り合いに漁師がいて一緒に潜る経験をさせて頂いてから、彼は海に潜り銛(もり)で魚を突いてくるという大好きな遊びを見つけました。幼い頃は磯で生き物を見たりするのが大好きだった彼は泳げない時から海にどんどん入っていくので慌ててスイミングに通わせた記憶があります。

不登校になって自分の時間ができた彼は海の生き物について、そしてその捌き方、調理の仕方をYouTubeでどんどん学んでいきました。お誕生日には包丁と高級魚を欲しがりました。そして生きた魚をしめる経験から、私達は命を頂いているという意識を持つようになりました。

今ではいろんな種類の魚を捌けて、海の幸の調理の仕方にとても詳しくなりました。

YouTubeでたくさん教えてもらい、どんどん知識をつけ、実践して経験も積めたことは彼にとってとても貴重な体験です。バイトができる年になったら居酒屋等お魚を捌けるお仕事をするのを楽しみにしています。

彼の中では遊びなのですが、しっかり未来に繋がる種を蒔いているなぁと感心します。自分の好きな事を見つける時間、それをやる時間を十分に持てている事で毎日とても幸せそうです。

末娘は絵を描くことが大好きです。そしてネットの中には素晴らしい先生が沢山いらっしゃって、どうすれば上手く描けるかを動画で見せてくれます。昔なら絵画教室に行ったりして対面で教えてもらわなければいけなかった事です。やり直しができないライブと違い、SNSに上がっている動画の場合は何度でも繰り返しその方法を観察できるのです。絵を描くための知識だけではなく、お仕事として絵を描いている方のお話が聞けたり、業界の裏話が聞けたりもします。人の体を描くには、解剖学を学ぶ事で骨格や骨の動き方を知ることができ、とても役に立つという事も知りました。絵の世界から派生して様々な事も学んでいきます。世の中の事、大人の世界の事もです。

どうあがいても、この時代の波には逆らえないし、逆らう必要もないと思うのです。これからは、ネット社会をいかに生きるかを学ぶべきだと思います。そして子供との関係性が築けていれば、何かあった時には必ず相談してくれます。子供達との関係を良くしておくことがとても大切です。

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