時代背景

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昭和から令和へ

昭和生まれの私の実家では、黒電話がありました。

新しもの好きだった父親は、学校行事にはビデオカメラを持ってくるのですが、当時それはとても珍しかったので目立ちます。私は何だか恥ずかしくてちょっと迷惑な気持ちになったりしました。

我が家には早くからコンピューターというものがありました。今では単純すぎてつまらないであろうゲーム(スケートをしているペンギンを動かすだけのもの)でお友達と夢中になって遊んでいました。

子供の頃は1週間に一回同じ曜日の同じ時間に始まるテレビ番組(8時だよ全員集合など)が待ち遠しくて待ち遠しくて、その日が来るのをワクワク待っていましたよね。

令和になった今、世界は全く変わってしまった。

誰もが携帯できる電話を持ち、それで写真でも動画でも何でも、いつでもどこでも撮影している!子供達は誰でもゲーム機を持っていてそれが当たり前のような環境。そしてアマゾンプライム等を利用していれば、好きなアニメの最初から最後の章まで一気に見ることができます。

夢のような世界、、、

ドラえもんの世界に出てきたビデオ電話は今では”zoom”という当たり前の機能として、多くの方が仕事で使いこなしているし、SF映画に出てくるような自動運転の車が使われるようになるのも、もう時間の問題みたいです。

インターネットという情報社会の幕開け

実はインターネットの歴史はわずか30年余りです。今では当たり前のようにみんな利用しているインターネットですが、個人の利用が可能になったのは1995年、当時日本におけるネットの普及率は1996年でわずか3.3%でした。

2000年になりやっと普及率は37.1%、Googleが日本に登場したのはこの年です。

2006年にはAmazonがwebサービスを開始、2007年になルとYoutubeが日本に上陸します。その後は毎年のように新しいサービス(FB,インスタ、Twitter 等)が次々と参入し、iPhoneやAndroidも次々に普及されていきました。でもよく考えてみると、これらの出来事はわずか20年のうちに起こった出来事です。

自分が生まれてから二十歳までの20年と比べて20歳から40歳までの20年というのは、テクノロジーの進歩のおかげで世界は全く違う姿を現し始めました。子供達はその環境の中育ち、デジタルネイティブと呼ばれテクノロジーの産物を何の抵抗もなく何なと使いこなす。赤ちゃんが動画に守りをされるのは普通の風景で、自分で動画を選んだりして賢く大人の邪魔はせずご機嫌でいてくれます。

劇的な進化の道を辿っているテクノロジーの流れは当の人間達(私達)がそれに追いついていないことなど気にしません。世界が変わり生活は変わってはきたものの、私達の内面はどうでしょうか?順応力、適応力の高い子供達に比べて私達大人は少し出遅れているかもしれません。そしてその大人達が作る社会は組織であるが故に変化していくのにさらに時間がかかります。会社組織や学校などは特にそうですよね。

だから学校に行かない子供がたくさんいるのです。それはとても自然な事です。時代にマッチしていなのだから、子供達が違和感を覚えるのも当然です。ただ、その中には違和感を覚えながらも我慢して行っている子供達もたくさんいると思います。

私達大人が変わってしまった世界をじっくり眺め、味わい、探究する事で柔軟な考え方を持ち、自分の中にある常識や固定概念を見直すという事がとても大切だと思います。変化することは少し怖いことでもあるかもしれません。でも辺りを見渡して自分の知らなかった事に気がつくのは案外楽しいものです。素直に変化を受け入れられえると自分の世界はどんどん広がります。ポイントは「素直に受け入れる」です。

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