遠い島から届いた、溢れる幸せの色、愛の色

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シャバーサナの至福がくれたもの

今まで体験したことがないようなシャバーサナの至福を感じた次の日の目覚めは、約束されたように素晴らしく、全てが美しく、愛で満ちていました。

末娘が私のために大好きなチーズケーキを焼いてくれている間、私は美容院へ。

大好きな美容師さんとのたわいも無いお話を楽しみ、いつもよりも凝った編み込みで可愛く仕上げてもらい上機嫌で家に帰ると焼きたてのチーズケーキのレモンの香りが家の中をふんわりと包んでいる。何という幸せ。チーズケーキの予熱を覚ます間に夕飯のタラのムニエルの準備をし、「あとは焼くだけだからお願いね」と息子に仕上げを頼みました。まだほんのり温かいチーズケーキはあまり食べたことがなかったけれどとても美味しくて大満足な私と娘。去年ケーキを作ってくれた時は私の手伝いが必要だった彼女、今年一人で全部仕上げる事ができ成長を感じる瞬間でした。

小さなひとり旅

そしてその日は、前から見にいきたかったHawaii モロカイ島在住のアーティスト山崎美弥子さんのPOPUP EVENTを見に七里ヶ浜のBeopleに行ってきました。そして道すがら、一人で出かけるというのが久しぶりだった事に気がつく。

小さい頃から割と一人で遊ぶ子供だったのだけど、少し大人になってからはこの一人遊びの裏側で何かが足りない感じがしていてかすかに寂しさを纏っている自分に気がついていました。この欠乏感は例えば結婚をしたり、子供ができたりすれば満たされるものかと思いきや、実際には、紛らわせることはあっても根本的には変わらない事に少しがっかりした記憶があります。ただ一人を楽しむ余裕もなかったのだけれど・・・

ところがその日は、そのかすかな寂しさを微塵も感じない。なぜだろう・・

展示されたキャンバスは愛に溢れる鮮やかな彩りの世界。1000年後の風景・・・こんなに美しい未来が待っているなら何も心配しなくていいなぁと心から嬉しくなる。彼女のアートブックと本を買い、お茶を飲みながらその場で目を通す。ピンクとライトブルーのポップで美しい世界に時折現れる少女達と動物達の可愛らしさがとても印象的で素敵でした。モロカイ島での暮らしを綴った本の中に引き摺り込まれるように読み進めると、どんどん気持ちよくなってくる。周波数が上がってくるのを感じる。

場所を移動していつもお世話になっている長谷のCafe&bar麻心へ。初めて窓辺のソファー席に座ってみる。心ゆくまで読書しながらオーガニックサラダと豆乳スープ、それから発酵ジュースをいただきました。日暮れからの景色と共にこの豊かな一人旅を満喫。

この満たされた感じは、前夜のシャバーサナがもたらした至福が目の前に現れたもの。感謝。素敵な時間をありがとうございます。

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