地の時代の問題解決方
子供達との日常の中で、いつも楽しくハッピーな気持ちでいられると良いのですが、そうならない時もありますね。よく分かります。中でもイライラの感情を経験する場面は大いのではないでしょうか?
何かが起こった時、それに対してどう感じるか、どんな感情が生まれてくるかで幸せになったり不幸になったりします。
深い悲しみを感じている時の胸の痛み、
大きな喜びを感じている時の高揚感、
不安になった時のぎこちない違和感、
安心している時の全身の緩んだ心地良さ、、、
等、感情には波動があり、その周波数の違いで体感するものが全く変わってきますよね。
ではその波動を持つ感情を体験する原因はなんだと思いますか???
子供がいう事を聞かないから?
夫が子育てに無関心だから?
自分の時間が取れないから?
あの人の態度に傷ついたから?
将来に漠然と不安があるから?
今の仕事が好きじゃないから?
だからイライラして、不安で、悲しくなるのですよね。外側にある現実が上手くいかないから私達は辛くなる。じゃあ外側の現実を変えるべく、何か行動すればいいのでしょうか?
頑張って自分を変えて、好ましい現実になるように努力しますか?
夫にわかってくれるように説得しますか?
子供達にもっと厳しくしていう事を聞かせればいいですか?
嫌な仕事は辞めてもっといい仕事を探せばいい?
将来のために保険に入る?
これが今までの問題解決の方法でした。
全ての原因は外側にある。
それが嫌だから、それを変えるべく、
嫌なものに向かって思考を働かせ、行動していく。
努力していく。我慢してやる、きっと良くなるのを信じて、、、
結論からいうと、その行為は嫌なものにエネルギーを注いでいるので、それと波動が合う嫌な現実が現れ続けます。
風の時代へ
では何故私達はそうしてきたのでしょうか?
それは、今までの人生でそうするものだと信じさせられたから。原因を突き止め、それを解決するべく努力し、時には我慢し、乗り越えて幸せになる道を掴み取るべきと教えられたからです。
今そう言われても当たり前過ぎて、「それのどこがおかしいの?」と疑問に思うと思います。
ここでまたこれまでの固定概念を緩める必要がありますね。
「私達が教わってきた事が全てでは無い。」
と無意識的に信じてきた事に疑いを持ち、少し心を開いてみましょう。
もちろんそのやり方でも大変な苦労を乗り越えれば問題は解決し、環境はよくなりました。ただそれはこれまでの地の時代のやり方です。これまでの世界と現代は全く違う世界になっていることは第1章、第2章で語ってきた通りです。
私達は「地の時代」の教育を受け、社会常識を身につけ、人生を歩んできたわけですが、世界を見渡すと今は「風の時代」、ニューノーマル(新しい常識)が生まれ始めています。
この時代の特徴としては
・個人の所有主義から皆で共有する社会へ
・性別、国籍、国境のボーダレス化
・組織、会社の一員であることからフリーランスへ
・貯金から循環へ、知識や情報の価値上昇
・縦社会から、上下関係、肩書きに縛られない横社会へ
・常識に縛られることなく自分らしさを追求する時代へ
全ては軽やかでこれまでの常識、理が通用しない世界に変わってきています。実はそれはとても素晴らしい事で人類の大きな転換期であり、人類の精神的革命でもあるのです。
学校教育の改革
古い教育システムのの中では「先生に言われた通りの事を文句も言わずに黙々とやれる事」が正しいとされたりしました。それは社会の中で扱いやすい人間になる事です。
違和感を覚えたたくさんの先生方がこれまでも努力されてきたはずですが、古い教育システムを変えるのはとても難しい事だったと思います。そして今の学校もその名残があるように見受けます。
ですので敏感(少し過敏に見えるかもしれません)な子供達はそこにいられなくなってきます。また敏感で苦しみながらも頑張って学校に通い疲れきっている子供達もたくさんいると思います。無理をしている場合は体調にでます。その時は必ず休ませてあげて下さい。
「学校に行くのが当たり前」という認識から、「学校に行くことが全てではない」という認識へ変えられると親子ともに楽になると思います。
年間多数の子供達が不登校になっている事もあり、時代と共に子ども達の進路も選択肢が増えてきました。また、日本中を探せば様々な素晴らしい学校があります。新しい感覚を持った若者達も新しい発想で学校を作りはじめてくれています。これからの時代に合った新しい教育は日本を大きく変える土台となってくれるはずです。
私達母親も新しい時代の感覚を身につけて子供達を尊重し、新たな親子関係を作っていきましょう。
今までの苦しみがなくなっていき自然と穏やかな関係性が生まれます。それは私たちにとっても子供達にとっても素晴らしい体験となるでしょう。私達は幸せになるために生まれてきたのです。